英語と日本語の違い①
英語は並び順をとても重視する言語です。実はその点が大きく日本語と違うので、日本人は英語学習に苦労するのです。
まず、日本語にはあって英語にはないものがあります。それは助詞です。
私は、私が、私の、私を。この「は、が、の、を」のようなものが助詞ですね。助詞は、単語の役割を示すために使われます。「私は」なら私=主語、「私を」なら私=目的語、といった具合です。これが英語だと私は=I、私の=my、私を=meとなり、助詞を使うのではなく、単語そのものが変化します。そのため、英語では助詞で役割を示すという考え方がなく、その代わりに「語順」で役割を示します。文頭の名詞が主語、動詞の次の名詞が目的語か補語、といった感じです。
まとめると、単語の役割を表すために「語順」を使うのが英語。「助詞」を使うのが日本語です。この大きな違いを意識するだけで、英語学習が大きく変わります。詳しくは田中英語塾で、皆様にお伝えしていきます。