大学受験におけるリスニング
こんにちは。塾長の田中です。
本日は高校英語におけるリスニングについてのお話です。
受験生の皆様は、漠然と受験における「リスニングの重要性」が大きく増してきていると感じてはいないでしょうか?
恐らくセンター試験が「筆記200点+リスニング50点」だったのが、共通試験では「筆記100点+リスニング100点」の配点になったからかと思います。
では実際に、リスニングは急に重要度が激増したのか?
結論としては「大学による」が答えとなります。
具体的に 、愛知エリアの国公立大学を見てみましょう。
■愛知県主要国公立 共通試験の換算配点 ※R(筆記):L(リスニング)
愛知教育大学 R:L=4:1
愛知県立大学 R:L=4:1
名古屋工業大学 R:L=1:1
名古屋市立大学 R:L=4:1
名古屋大学 R:L=3:1
※二次試験でのリスニング出題はどの大学もなし
※現時点。変更の可能性はあります。
上記の通り、名古屋工業大学は1:1の配点を採用しているものの、他の大学は従来とさほど変わりません。共通試験の配点を見たまま「筆記とリスニングは同じくらい重要・・・」と思い込むと、大きな勘違いをしてしまいます。
また、二次試験での出題もありません。これらの大学を考えている方は、惑わされずに、志望校の配点や傾向をよく調べてくださいね。
私立大学については、外部試験利用が増加傾向にあります。こちらについては、後日別の記事にしたいと思います。
取り急ぎ、本日の記事は以上となります。